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Album & Live Review


盛岡発 非定型音楽集団 Otaria's Bloc(k) 海驢窟、或いはオタブロ

大陸系叙情派暗黒プログレッシブトリオ。 2002年、岩手県盛岡市にて元ZABADAKの松田克志、即興演奏家:金野吉晃 a.k.a. ONNYK、遠藤浩史による3人で結成。 幾度かのメンバーチェンジ・サウンドスタイルの変遷を経て2004年、元SOTTO VOCEの泉山弘道を迎え現在に至る。

盛岡を拠点としながら北村昌士、是巨人(吉田達也、鬼怒無月、ナスノミツル)、COIL(鬼怒無月、早川岳晴)、山内桂、MELT BANANA、三上寛、荻野和夫など暗黒世界の重鎮達と共演、親交を深めつつ2007年10月21日、初のアルバム“Permafrost/永久凍土”(荻野和夫参加)を発表。

レコ発ライブでは荻野和夫(キーボード)、米山徹(メタルパーカッション)、村上巨樹(ギター)、佐藤圭一(ウード、アフガン・ラバーブ)、やぎちさと(ダルブッカ)の5人を加えた8人編成ダブルカルテット“Otaria's Bloc(k) Orchestra”として90分ワンマン怒濤の演奏を繰り広げ観客の度肝を抜く。 


松田克志 : Katsushi Matsuda / Drums, Percussion

1963年、北海道帯広市生まれ。 85ZABADAK参加。 「わにのゆめ」「パスカルの群れ」「砂煙の街」など、作詞家としても秀逸な作品を残すが87年に「性格の不一致」との名言を残し突然の脱退。 今世紀に入り日本民俗学の父、柳田国男の著書「遠野物語」の舞台である岩手県遠野郷にて古代縄文世界、シャーマニズムやトーテミズムを研究しているところを発見される。 2002年、即興演奏家:金野吉晃、遠藤浩史と共にOtaria’s Bloc(k)を結成。

泉山弘道 : Hiromichi "noizu" Izumiyama / Guitar, Electronics

1974年、岩手県矢巾町生まれ。 中学時代は吹奏学部に所属し、ユーホニアムを担当する。 高校時代に即興演奏に目覚め数々の演奏家と多彩なセッションを繰り広げながら国内外に地下水脈を築く。 99年、即興演奏家:金野吉晃が主宰するSOTTO VOCEに参加するも2003年に破門。 「ギタリストではないギタリスト」を探しながらリズムセッションを繰り返していた松田と遠藤の招聘を受け2004年、Otaria’s Bloc(k)に参加。 

遠藤浩史 : Hiroshi Endo / Bass, Guitar & Voice

1967年、岩手県盛岡市生まれ。 幼少期は音楽が大嫌いだったというが思春期にテクノポップの洗礼を受け開眼。 その後ニューウェイブ、パンク、レゲエなど80年代の文化に強く影響を受ける。 プログレやハードロックとデジタルの融合を目指し我妻泰彦(現、vivid blaze)岸田孝之(デザイナー)らと共にFLOWERを結成したが機運に恵まれず98年活動停止。 99年頃より故、北村昌士(YBO2)と接触し、2001年には泉山と共にYBO2+NTUとして共演を果たす。 Otaria's Bloc(k)主宰


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